業務用桜えび(素干し)その2

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桜えびの素干しの作り方の続きになるので、出来れば下記からご覧ください。
業務用桜えび(素干し)|「太陽と潮風の恵みで作られる桜えびの素干しの作り方」はこちらから

桜えびと一緒に干されるものたち

桜えびと一緒に干されるものたち

駿河湾で獲れた桜えびですが、桜えびだけが獲れるわけではなく、少なからず他にも魚も一緒に獲れているのでこちらをご紹介させて頂きます。

ハダカイワシ|通称「くろんぼ」

ハダカイワシ

名前にイワシとついておりますが、ハダカイワシ目というグループに属する深海魚です、地元(蒲原)では「くろんぼ」とよく言われております。
高知県では「やけど」と言われ干物にしたりして食べております、ここ静岡でもハダカイワシを集めて冷凍して販売していたり、蒲鉾屋さんがトン単位で買い付けて練り物に混ぜているそうです。
味は癖が無くて美味しいとのこと、おいしい産業で扱っていないので、ご興味があれば中田遊亀商店様などから購入頂ければと思います。

くろんぼを狙うハンター

カラス

そうカラスです、鷲も偶におりますが圧倒的にカラスがおります、桜えびには目もくれずこの「くろんぼ」をとにかく食べに来ます。くろんぼを食べる時に下の網も破られると非常に困るので、
素干しを作る時は常にカラスと乾燥の度合いを監視する人を1人常時待機しております。

白えび|べっこうえび

白えび

富山県の特産にもなっている白えび、実は静岡でも桜えびと一緒に獲ることが出来ます。ただ量自体はものすごく少なく、桜えび100に対して白えび1の割合で獲れていると思います。
※あくまでヤマトミ様のスタッフ体感
静岡ではあまり食用にはしておらず、選別対象になってしまうので、素干しもそうですが釜揚げや生で製品化させて頂く際に全て取り除いてしまいます。
写真ですと、桜えびと同じくらいのサイズですが基本的には桜えびの倍の大きさ6cm~7㎝位です。

国産は天日干し、台湾産は機械干し

駿河湾で獲れた桜えびは基本的にはここ富士川の河川敷で干されて商品になります。春は1日干し、秋は2日間干します。
秋は日が短いのと気温が高くならないので、2日掛かります。その道30年の加工屋さんの話では、2日干しにすると色に照りが出なくなってしまうので、
秋に干すのは本当に必要な分だけ作り、基本的には春に品質の良い製品を一斉に作るそうです。
ちなみに台湾では全て機械干しになります、乾燥機の中、高温で乾かすので着色はしていないものの色が若干焼けてしまいます。

少し寂し話

実は、桜えびの干し場は年々広くなってきております、理由は後継者が居ないのでやめてしまう加工屋さんが増えてきているから。
大量に素干しを作る際は、その日作らない方からお借りして素干しを作らせて頂いたりと決して余っている訳ではないですが、
桜えびの加工屋ももれなく水産業界の後継者問題に悩まされております。

「さいごに」

桜えびのお試しセットもご覧ください